Flex SDKでActionScriptのコンパイル環境を作る

ActionScriptのコンパイル環境を作ったのに情報をまとめていなかったので、エントリ。
Adobe CS4やFlex Builderは使わずに、Flex SDKで行う方法になります。

1.Flex SDKのダウンロード
・以下のURLからFlex SDKをダウンロード
　http://www.adobe.com/cfusion/entitlement/index.cfm?e=flex3sdk

2.Flex SDKのインストール
・ダウンロードしたファイルを解答し、好きなところにファイルを配置する。
　(/usr/local/bin等)
・ファイル配置後、○○/flex_sdk/binにパスを通す。
　(例:PATH=$PATH:/usr/local/bin/flex_sdk/bin)

3.Javaのインストール
・Javaのインストールする必要があるので、インストールされていなければインストール。

インストール用コマンド

$ sudo apt-get install sun-java6-jre

確認

$ java -version

java version "1.6.0_16"

Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_16-b01)

Java HotSpot(TM) Client VM (build 14.2-b01, mixed mode, sharing)

4.HelloWorld.asの作成
・Hello Worldのためにコードを作成

  1 package {

  2     import flash.display.*;

  3     import flash.text.*;

  4 

  5     //HelloWorlddd

  6     [SWF(width=240, height=240, backgroundColor=0xFFFFFF)]

  7     public class HelloWorld extends Sprite {

  8         //コンストラクタ

  9         public function HelloWorld() {

 10             var textField:TextField=new TextField();

 11             textField.text="Hello World!";

 12             addChild(textField);

 13         }

 14     }

 15 }

5.mxmlcでコンパイル
・コードが書き終わったら、ソースをコンパイル。
・コンパイルにはmxmlcコマンドを使用する。(○○/flex_sdk/bin/mxmlc)
インストール用コマンド

$ mxmlc HelloWorld.as 

設定ファイル "/usr/local/bin/flex_sdk/frameworks/flex-config.xml" をロードしています

/home/goofy/flex/HelloWorld.swf (617 bytes)

ソースコードと同じディレクトリにHelloWorld.swfが出来上がるので、FlashPlayerなどで確認する。